日記の3歩手前。

日々の書き散らし、誰かの隙間の思考です。

中身ゼロ

 

こんにちは。

ずるずるもう月一更新でいいかぁ……と思って過ごしていたら、思っていた倍の期間が過ぎ去っていました。こわい。

 

台所が荒れ果てていて長い事目を背けていたんですが、色々あってそんな荒野を整備し、久々に自炊の日々です。

ブログみたいなこと書いてますね……。今日頑張って更新しようと日中に書き溜めていたものが飛んでしまったので、今日はもう終始このテンションです。面白いこと書きたかった。もう無理です。これだから私は凡人なんでしょうね〜〜〜。

さて。

先程、卵とはちみつと牛乳で作れるはちみつプリンをこさえまして、そこそこ冷えたので今食しています。5工程もないのに面倒臭がっていろいろ端折った結果でしょうか、これは甘い玉子焼きです。美味しいんですけども。これは本当に玉子焼き。牛乳が一番多いはずなのに卵の主張がすごい。甘い玉子焼き派閥の人はぜひはちみつプリン レシピ で検索してください。

 

はちみつが好きなので、今日の夕飯はトースト3枚に一口ごとにはちみつをかけて存分に味わう贅沢メシです。これぞ一人暮らしの特権、人目があるところではできない。

明日はスコーンでも焼こうと思います。スコーンはテキトウな人がつくるほど美味しくできるらしいので腕がなります。一ヶ月放置しておきながら中身のない文章を延々と続ける私の、手腕を見せてやりましょう。うまくいって、かつ覚えていれば今後の更新でスコーンの出来栄えを報告したいと思います。

すごい、中身の無さがすごい。許してください、自炊始めるといよいよ本当に時間ってない。言い訳ですよ、言い訳ですけども。行きつけの喫茶店とかほしいな。居酒屋っていつも思うんですけど本って読んでていいんですかね?店主がいい人でも一人飯中に人と喋るの苦手なんですよ。誰か教えてほしい。

 

中身のない話ならこんなふうに無限に脱線してしまうので、今日は流石に切り上げます。文章、頑張っていきたい。

 

よろしくお願いします。

皆様、年度末を乗り越えましょうね

 

華華華

 

あけおめ

あけましておめでとうございます。遅すぎますね、すみません。

体調不良 めちゃめちゃ遊ぶ 体調不良 なんか仕事がいそがしかった 推しに会う 体調不良とかいうはちゃめちゃミルフィーユの3週間でしてね……これにああああ書けてないってストレス上乗せするくらいなら、と一度すっぱりこちらを記憶から消してました。にしても消しすぎましたけども。

書きたいな〜って思った話のメモも習慣はついてきたので、個人的にはこれだけでも大きな一歩です。嬉しい。

年度末の繁忙期の気配が見えてくる前に書く、そして公開するの習慣までぜひつけたいですね。2週間に1回ならできるんだろうか………

 

みなさまもゆるゆるみてくださると嬉しいです。また次回。

 

大晦日

 

先週書けなかったぶん、昨日今日で大晦日の話でも書こうと意気込んでいたんですけどだめでしたね。ずっと寝ていました。

まあ正月休みに2本ほど上げられればな、と思います。

のんびり梅酒と、シュトーレン、チーズ、みかん、などここ2週間のあまりものを肴に年越ししようと思います。

 

みなさんも良いお年をお過ごしください。来年も頑張っていきますのでよろしくお願いします。

 

 

華華華

ゲーセンのお兄さん

1週間のうちどこかで更新できればセーフ!とは思いつつ、最終日になってしまった。今日も誰かに話すほどじゃないけど、ひとりで抱えているだけなのは惜しい気がする記憶の話。

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小学生くらいの頃、普段は行かない地域のジャスコに来ていて、親の買い物の間ゲーセンに放流された。
ふらふら思い思いのゲームで遊ぶ中、ほとんどやったことのないドラクエのカードゲームで遊んでみようと思った。
カードをほとんど持っていなかったから、無料キャラを召喚しようとしたところ、急に大学生くらいのお兄さんが「これ、相性いいよ」って横からカードをスキャンしてきた。
急に見知らぬ他人に干渉された小学生の私はビビり散らかしてたけど、スキャンしてくれたカードはほんとに他のカードと相性が良かったみたいで、ゲームのクライマックスで筐体に刺さってる剣がせり上がってきたりして、大勝ちして楽しくゲームを終えた。その頃にはお兄さんはどこかに消えていた。

ここで終わったらそんな記憶に残るほどのエピソードじゃなかったのだけど、続きがあって。

次にマリオカートで遊ぶことにした。一番はじめにでてきた、あの筐体で。
あれ、一人がお金を入れてから何十秒間か、他の人の対戦エントリーを受け付ける仕様なのだけど、当時はまあ一人だし……ってスキップしようとしたら、颯爽と隣の筐体に人が!当然のように対戦エントリーしてきたのは、さっきのお兄さんだった。

当時は小学生なので、ゲームの対戦なんか友人としかやったことなく、急に全く知らない他人と勝負をするという状況になってそこそこびっくりしたのを覚えている。しかもさっきのお兄さんだし。
普通そこでもっとビビりそうなものだけど、当時の私は友人の中でもこのゲーセンのマリオカートは負け無しで、とっても自信があったので、びっくりしたのも束の間、ぜって〜〜〜負けねぇ!!!と闘争心に火がついた。

結果として、めちゃめちゃいい勝負の末に負けた。
初の敗北だった。
ほんと最後の最後に負けて、とてもとても悔しくて、ってところでお兄さんが急に「いい勝負だった!!ありがとう!!」って握手を求めてきた。
ものすごくびっくりしました。悔しい、って思ってる間はお兄さんのこと忘れていたし。
反射的に握手して、お兄さんはそのままいい笑顔で何処かに去っていった。残された私は、めちゃめちゃめちゃめちゃ悔しかったけど、あんなに大きい人を追い詰めるプレーができたんだ……とじわじわ満足感も湧いてきて、なんかその日から一層マリオカートの腕には自信を持つようになった。

書いてて思ったけど現代なら通報されそう、小さい子を追いかけてゲームしてるお兄さん。
めちゃめちゃ手がおっきくて温かかったのも覚えていりので、まあ、通報されずに今も元気でやってるといいな。

 

華華華

 

 

無敵の靴底

 

欲しかったものの記憶を書くと言いましたが、あれは嘘です。

今日はシンプルに昔のお話。

 

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小学校の頃、とある瞬間まで、靴は無敵だと思っていた。

あれは小学校の低学年、もしかしたら4年生くらいだったかもしれない。
どちらにせよ、あの頃の休み時間は校舎の中や外を縦横無尽に駆け回っていた。
10分休み時間に、誰か一人が上履きを靴に履き替えて走り出せば意味もなく追いかけ回したし、先頭を切って校庭へ駆け出したこともある。
もう随分と昔の事なので大部分が朧気だが、みんなが駆け回るスポットには流行があった。
校庭のフチをなぞるように広がる、やたらと傾斜のある森モドキが私のお気に入りで、5・6年生の休み時間はほとんどそこで木登りをして過ごした。

そんないくつかあったスポットの一つ、学校で一番大きい外の大階段でのことだった。

外の大階段にはバリアフリーのスロープが設置されていて、それは大きいカーブが一回と、小さいカーブが何回か組み合わされてできていた。
そしてそのカーブの内側は様々な植物、特に樹木が植えられていた。
植えられていた樹木のメインはゴールデンシャワーという木で、それは見事な花を咲かせるので毎年の楽しみだった。
そんな立派な樹が植えられている場所だけども、悪ガキどもにはちょうどよく複雑なアスレチックでしかなかった。スロープも花壇も関係なく眼の前の友人を追いかけるために飛び回り、転び、起きてまた力強く踏み込んだ、その時だった。

ブチッと音を立てて、鋭い何かが足の裏に刺さった。
一気に血の気が引いて、その場から一歩も動けなくなった。

今でもこの瞬間のことは鮮明に思い出せる。
「終わった」と、ただ思った。

走り回っていた友人達はもちろんそのまま走っていったので、取り残された私は恐る恐るひとりで自分の足裏を確認する羽目になった。

結論から言うと、怪我はなかった。

立派な棘が、そこそこ厚みのあるスニーカーの底を容易く貫いて、ちょうど顔を見せた所で止まっていた。
脱いだ靴を慎重に引き抜いて、底を覗いてみればちゃんと穴が空いていて、踏み固められた土が見えたのを覚えている。

棘の正体はブーゲンビリアという植物の棘だった。
皆様にはぜひ一度「ブーゲンビリア 棘」で検索していただきたい。そしてそれが靴底を貫通する恐怖を想像してほしい。
子供ながらに大怪我にならなかったのは偶然だと悟ったし、自分の靴底への信仰がいかに盲目的であったかを思い知らされた。靴底は、万能の盾ではないのだとひとつ夢が散り、それまでのように無防備に駆け出すことができなくなった瞬間だった。

書いていて思ったが、この体験の恐怖から私は遊ぶフィールドを木の上に変えたのかもしれない。これ以降の休み時間の記憶は木の上と校庭と図書館だけだ。
あのスロープの花壇で駆け回ることは二度となかったし、今でもブーゲンビリアの華やかな紫を見るたび、あの獰猛な棘の存在を思い出し、足が少し竦む。

みなさまの、鉄壁の靴底が破られたのはいつの頃でしたでしょうか。
機会があればエピソードを集めてみたい。

 

華華華

 

 

 

薬局

 

昔、偶に行く薬局の一角に、いかにも女児が好きそうなキラキラ大きなモチーフのついたヘアゴムのコーナーがあった。

今もそうかはわからないけど、当時そこに売っているヘアゴムはデザインがバラバラで、同じものはあまりなかった。その中にひとつ、とっても素敵なヘアゴムがあった。おおきくてキラキラで、形もものすごく好みで、青かったことしか覚えてないけど、本当に欲しかった。でも、親がそういうものは絶対に買ってくれないのも同時にわかっていて、これを自分のものにできないのがとても悔しかった。

その薬局に行くたび、買い物をする親から離れてそのヘアゴムを眺めていた。帰り際には、それをコーナーの1番すみっの、一番後ろに移動させて、誰にも買われないようにできるだけ隠してから帰った。

いま思い出すと、あれは随分長い間売れていなかった気がする。毎日行くような近所の薬局ではなくて、少し遠出した帰りにいくなら、という薬局で、毎回どきどきしながらあのヘアゴムに会いに行き、まだあると安堵したのを何度も経験した気がする。年単位で売れてなかったのではないか。

終わりは覚えていない。ある日行ったらもうなかった気がするし、コーナーが移動するついでに消えていたような気もする。六歳未満のころの話なのでオチがなくて申し訳ないがご了承いただきたい。

ただ、強烈に欲しいと思ったことをずっと覚えている。

この話を書きながら、どうしても欲しかったものの記憶をぽろぽろ思い出した。しばらくそんな話ばかりするかもしれない。

 

華華華

 

はじめまして

 

文章が書きたいなぁ。あわよくばそれで食っていきたいなあ。という野望をもって生きてきたけど、次第に人生とは、そういった無謀な願いを1つづつ諦めて、「自分は何者でもない」という絶望をゆっくり受け入れていくものなんだと気づいた。暗い。

でもせっかくインターネットというものがある世代に生まれてきたので、70億人のうち自分以外の一人が目を通せば御の字という気持ちで文章を上げてみることにした。

 

と考えはじめて、この文章を書き始めるのに余裕で3ヶ月は過ぎた。

流石凡人。

週一回更新、と決めたが、月4回と考え直すともう無理な気がして踏ん切りがつかず、うだうだ毎日を浪費していた。

が、先ほど大事にしてた植物を枯らしてしまい、ショックのあまり今これを書き殴っている。いろんな意味で泣けてきた。

 

一文字一文字書き進める毎、やめたくなる。

次回の更新などないかもしれない。

でも5年後に急にトントンと更新できるようになるかもしれない。

それより先にインターネットが崩壊してるかもしれない。

 

そもそも死ぬかもしれない、ので。

まあ気長に行こうと思います。

 

よろしくお願いします。

 

華華華